オンラインショップへ

私の生まれ育った大洗は、海の町です。北関東最大級の広さを誇る大洗サンビーチ。
毎年プロサーフィンのツアーが開催される大洗海岸。
その大洗海岸から平太郎浜までつづく名勝指定された岩礁では磯遊びや磯釣りが楽しめます。

また、日本三大民謡にも数えられる舟唄の「磯節」が生まれた町でもあります。
その磯節で「波の背に乗る秋の月」と唄われ、
徳川時代の水戸八景の一つにもなっている美しい景色は、
「月の井」の名の由来でもあり、大洗の誇りです。

古くから漁師町として栄え、マグロ以外ならほとんどの魚が獲れるともいわれるほどの魚の宝庫。
シラスも鰯もヒラメも岩ガキもおいしい。冬のあんこうは絶品です。
刺身や焼き物ばかりでなく、コテコテの煮付けから濃醇などぶ汁まで、
さまざまな魚料理とともに月の井のお酒は飲まれてきました。
飲み方も、冷やから燗酒、ロック、ソーダ割りとお好みに合わせて飲んでいただける。
そんな懐の深い飲み方ができるのも、月の井のお酒の特徴だと思っています。

大洗の誇り

私は、生まれた時から蔵の跡取りとして育てられました。
小学校の卒業文集では、生意気にも10年後の自分を「月の井の社長になる」と書いていました。
そして真に意識したのは、父が他界した高校1年生の時です。
葬儀の際、喪主としてみなさまへ「これからも月の井をよろしくお願いします」とご挨拶をし、
覚悟を決めました。

日本の大洗に月の井あり

月の井は150年以上の長い歴史を歩んできましたが、決して大きな蔵ではありません。
それでもみなさまに「月の井」を知っていただきたい。生まれ育った大洗の蔵として、
世界中の方々に「月の井」のお酒を飲んでいただきたい。
「日本の大洗に月の井あり」との想いを胸に、
“大洗に授かる酒”という私たちの個性をただひたすらに追求してまいります。

大洗に授かる酒

8代目蔵元・坂本直彦 ―さかもとなおひこー

1987年茨城県大洗町生まれ。大学卒業後、食品問屋を経て、2014年に家業である「月の井」に入社。8代目蔵元となる。
新ブランド『彦市』を立ち上げ、醸造責任者をつとめる。

蔵元

八代目
坂本 直彦
Naohiko Sakamoto

蔵元 / 杜氏紹介
Plofile

杜氏

石川 達也
Tatsuya Ishikawa

蔵元

八代目
坂本 直彦
Naohiko Sakamoto